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Posted by 小坂俊史
 
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時をかける後輩


時をかける少女を見ていて思い出した話。

この6月、まだ東京にいた頃に
大学のサークル同期の結婚式が広島は宮島で行われ
私&友人&後輩女子の3人は
ETC高速1000円の恩恵にあずかって友人の車で一路広島へ。

そしてその帰り道。
朝早くに広島を発ち、高速に入って間もなくの所にある
小谷SAに立ち寄り朝食を済ませた後
東京へ向けてひたすら東進するのだった。
ちなみにこの3人の中では友人しか免許を持っていない。
うん。本当にすまない。

30分も走ったところで友人が重大なミスに気付く。
朝食時に歯列矯正用の器具を外して、それをそのまま
SAに忘れてきたというのだ。
けっこうお高いものらしいので、やむを得ず高速を降り引き返し
小谷SAの手前のインターから再度同じ道を行く。

時間的にも金額的にも痛いロスとなったが
救いだったのはその間後輩がずっと後部座席で寝ていたことだった。

一時間強の時を経てまた同じ小谷SAに着く。
後輩を叩き起こして、我々は
「ここで朝飯いくかー」
「あんまりええもんないなー」等々
さっき食べたはずの朝食シーンを再現するべく
一時間前と同じ台詞をトレース。

再度目の前に現れた小谷SAに後輩はただ目を丸くする。
通常は高速道路上で同じ道へ戻ることはありえない。
彼女は時折畏怖の念をおぼえるほどの聡明なおなごなのだが、
寝起きということもあって事態がまるで飲み込めていない模様で
突然の出来事にあたふたするばかり。
小芝居を続けながらも腹が痛くなるほど笑える。

ともあれ諸々のロスの代償として
我々は彼女に時をかけさせることに成功したのだった。

まあ程なくネタばらしに至ったのだけど、その過程で
「時かけ」内の代表的フレーズ
「お前、タイムリープしてねえ?」の台詞を
非常に正しい用法で使うことができた。
なかなか希有な例だと思う。

矯正器具は無事見つかりました。
Posted by 小坂俊史
 
[雑記
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